ワールドカップサッカーの興奮も少し落ち着いてきましたが、その総集編とか隠された裏話を紹介するような番組はまだまだ多いですね。
振り返ってみると、有利といわれたチームが早めに敗退し、あまり有望視されていなかったチームが結構頑張ったというような印象があります。 ブラジルもそうでしたが、今回のチームは優勝を狙えるようなチームじゃないと言われながら、発奮し、挑戦者の姿勢で戦ったのが良かったんだと思います。 有利といわれて少しでも受身に回るとあっという間に攻め込まれてしまうというのは、決勝のドイツにも少し見られた現象ではなかったでしょうか。
「強い」ということよりもあくまで「チャレンジ」するという姿勢が勝敗を分けたような気がします。 決勝T
に入ってからの日本にもおおいに教訓になったのではないでしょうか。
と、前置きが長くなりましたが、今週のコルクスクリューは
"Challenge" という名前の付いたアイテムです。 (なんか、わざとらしい持ってきかたでしたね、おユルシください)
どこがチャレンジなのか?と聞かれても困るのですが、そういう名前が付いていて、現にフレームの右肩のところにしっかりと
"CHALLENGE" と刻印してあるんです。
Challenge という製品で使われているメカニズムは、ハンドルのトップの部分に仕掛けがあるものです。
中心のところに付いている金具の角度を変えることによって、ワームをねじ込む時には固定しているハンドルが、コルクを引き上げる時には可動ナットと同じ働きをするというものです。 ということは、ハンドル部分がシャフトのネジに沿って下に下がって行き、フレームの上端にぶつかるところからはワームを引き上げる力がはたらくという訳ですね。 (メカニズムとしては以前に
Week16 でご紹介しています)
Challenge は 1890年頃にドイツ、イギリスで最初に作られたものですが、特許の登録はなかったようです。
現在でも、このメカニズムを使ったデザインのものは売られていますし、オリジナルをそっくり真似たリプロダクションをアンティークと称して売っているケースも珍しくありません。
イギリス製がお値段も高めですが、19世紀のものであれば(刻印やワームの形から推測するしかないので、リプロダクションを見極めるのは至難の業です)一応、100ポンド前後はするのではないでしょうか。 安かったらむしろ20世紀後半のものではないかと疑いたくなりますね。
(1ポンド=約190円) |