トマソンタイプについてはすでに Week58 でご紹介しましたが、英国(*)の誇る19世紀半ばのメカニカルなコルクスクリューの代表選手でもありますし、おそらくコレクターが最も欲しがるアイテムでもありますので、ここで再び登場させます。 (トマソンタイプのことについては
Week 58 に詳しく出てますのでここをクリックしてください)
* (注)
私のホームページでは国名を言うとき、アメリカとかドイツ、フランスは使いますが、イギリスという呼び方は使っておりません。 若干のこだわりがありまして、アメリカ、ドイツ、フランスなどは母国語のカタカナ読みにきわめて近いため、この名前で呼んでも日本語を知らない母国人がおそらく認識できると思うので国際的名称だと理解しているので使用しています。 イギリスというのはイングリッシュがなまったものでしょうが、国名としてはイングランドでしょうし、最近はスコットランドなどに気を使って、ブリティッシュとかUKという言葉のほうがよく使われるようで、国際的名称とは言いがたいと思っています。 外務省でもUKを和訳した「連合王国」というのが英国の正式名称だそうです。 連合王国というのも大げさなので、もう少し普通の日本語である「英国」という呼称を使っているものです。
こだわりすぎと言われるかもしれませんが、アンティークのコルクスクリューを集めてるような人ですから、この程度には変人です。
ところでトマソンですが、普通のものは以前にご紹介したようにフレームがバレル状になっていて、中のメカニズムが見えません。 トマソンは従来のコルクスクリューのように使用人が使うものではなく、ご主人様がテーブルで使うものであることはすでに説明しましたね。
そのためメカニカルな部分が露出することを避けたというのが理由だと思いますが、上の写真のように4方向に窓が開いているのはかなり珍しいものです。
コルクを抜く仕組みがよくわかって面白いのですが、問題もあります。 筒状のフレームに窓をあけたようま構造になっているため、フレームとしての強度が十分でなく、長年コルクを抜いているとフレームの外枠が少しゆがんでくるのです。 写真でも左側の部分が少したわんでいるのがわかりますか。 まあ、これもアンティークならではの歳月を感じさせるので、決してアイテムの価値を損なうものではないと思いますが・・・
普通のトマソンが標準品で 400〜500ポンドだとすると、その倍とまでは言いませんがかなり余分に出さないと買えないアイテムです。
(1ポンド=約190円) |