コンセルチーナ (小型アコーデオンの意味で、マジックハンドのようなかっこうをしたレバー式のもののことです)
にはフランス製を中心にして何種類かのデザインがありますが、この
’Zig Zag’ がもっともポピュラーなものです。
比較的新しいものでアンティーク価値はともかくとして、デザインも素敵ですしフランス製にしては(失礼!)メカニズムも優れています。
1919年に フランス人 ジュール・バール氏がスイスで特許を取ったのが最初の特許のようです。
Perfect のような コンセルチーナタイプは19世紀の終わり頃からすでに作られていたのに良く特許が取れたと思います。
でも、 Perfect など、初期のコンセルチーナは片側のジョイントの数が2つで、レバーの巾を広くしないとコルクが抜けるだけのワーム引き上げ巾が作れないという限界があったのですが、
’Zig Zag’はジョイントの数を4つにして巾の狭いコンパクトですっきりしたデザインを可能にしました。
コンセルチーナは失敗なく確実にコルクを抜くと言う意味で機能性が高く、デザイン的にもシャレていて江口の好きなタイプの一つなのですが、ダブルレバーのようには現代の主流デザインの一つになっていないのを不思議に思っていました。
楽チンでスポンッ と抜けるから Lazy Tong
という別称もあるほどです。 あえて言えば収納性・携帯性が難点ですが、自宅でワインを楽しむには問題ありません。
ところが最近は東京のワインショップなどでも
’Zig Zag’はいうに及ばず、 ’Debouchtout’
などが売られているのを見てうれしく思います。
Zig Zag は最初に商品として売られて以来
約80年間一貫して製造販売されているようなので、年代によって値段は変わりますが、初期のもので年代の判る箱に入っているなど特別なものを除くとお値段は手ごろで
30〜50 ポンドで買えます。
(1ポンドだいたい 175円です) |