ストレートプルタイプの一つのジャンルとして「フィギュア」がありますが、フィギュアものの人気モデルの一つがキャットです。
フィギュアだとふつうしっぽの部分がワームになっているのですが、何とこれはキャットを少し大きくして
フレームにしてしまったというものです。
正直言うと使う時にしっぽやあたまがちょっとじゃまになるのですが、メカニズムとしては
Challenge と呼ばれる機能性の高いフレームメカニズムなので実用性の点でまったくダメという訳ではありません。
Challenge という製品で使われているメカニズムは、ハンドルのトップの部分に仕掛けがあるものです。
中心のところに付いている金具の角度を変えることによって、ワームをねじ込む時には固定しているハンドルが、コルクを引き上げる時には可動ナットと同じ働きをするというものです。
Challenge は 1890年頃にドイツ、イギリスで最初に作られたもので、特許の登録はなかったようです。
現在でも、このメカニズムを使ったデザインのものは売られているようですし、オリジナルをそっくり真似たリプロダクションも珍しくありません。
本品は20世紀の初めくらいに作られたもののようで、ディーラーはフランス製と確信を持って言っていたのでそのように表示していますが、私はこのメカニズムの類型を多く作っているドイツのものではないかと考えています。
比較的新しいものの割には、世のネコ族の皆さんの人気を集めているせいか、見つけるのが結構大変ですしお値段も
150ポンドくらいになってしまうようです。
(1ポンドだいたい 175円です) |